中型トラックへの後方確認カメラ交換取付事例
── モニター映像劣化の解決|大阪府四条畷市
大阪府四条畷市にて、いすゞエルフの既存後方確認カメラを交換取付。「映像がほとんど見えない」という映像劣化の解決から商品手配・施工まで一括対応した事例をご紹介します。
施工対象車両 ── いすゞ エルフ 箱型トラック(大阪府四条畷市)
施工概要
映像劣化の原因と交換判断のポイント
「映像が暗い・ぼやける・映らない」という後方確認装置のトラブルは、カメラ本体・モニター・信号線・電源の4箇所のどこが原因かを切り分けることが先決です。
今回は既存モニターの映像が「ほとんど見えない状態」まで劣化しており、カメラのイメージセンサー経年劣化による感度低下と判断し交換を実施しました。
施工のポイント
- 原因切り分け 交換前に「信号線・電源・モニター」が正常かをテスターで確認——バックランプ信号線の電圧実測(24V系なら約24V)→映像信号線の導通確認(接触抵抗0.5Ω以下)→別カメラの仮接続テストの順で原因を特定してから交換作業に移る。
- 旧カメラ取外し 既存カメラの取付ネジ・コネクタの腐食状態を取外し前に確認——長期使用車両はネジが錆び固着しているケースが多い。無理に回すとネジ山を潰すため、浸透潤滑剤を使用してから作業する。コネクタの防水処理状態も確認し、新品取付時の施工方法の参考にする。
- 新規取付 荷台後部上端・中央への設置で後方全体をカバー——箱型荷台の後端上部はカメラの俯角・画角が後方全体をカバーする最適位置。取付後はお客様とモニター映像を確認しながら画角を調整し、合意を得てから固定する。
- 防水処理 コネクタ全箇所を防水グリス+熱収縮チューブで二重処理——箱型トラックは高圧洗車・雨天走行が常態。IP67以上のカメラを選定し、取付ネジ穴にも防錆シーラントを充填して長期耐久性を確保する。
- モニター ダッシュボード上に専用スタンドで設置——運転者の前方視界を妨げない位置を確認——フロントガラス上部20%以内の規制(道路運送車両の保安基準第29条)には抵触しないが、前方視界を妨げないことをダッシュボード設置でも確認する。モニターは振動対策スタンドで固定し、走行振動での脱落がないことをテスト走行で確認する。
確認手順は以下の通りです。
①既存ハーネスのコネクタ形状・ピン数・信号線の極性をサービスマニュアルで確認
②新規カメラのコネクタ仕様を取付説明書で確認
③形状が異なる場合は適合する変換ハーネスの入手可否を事前確認
④変換ハーネスがない場合は直接加工(ギボシ端子・防水カプラへの変換)で対応
加工する場合はコネクタ接続後に接触抵抗を実測(0.1Ω以下が目安)し、防水グリス+熱収縮チューブで二重防水処理を施してから施工票に記録すること。実務の際は必ず当該車両のサービスマニュアルを確認すること。
同様のご検討をされている方へ
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出典:労働安全衛生規則§151条の14(2024年改正)/道路運送車両の保安基準第29条(国土交通省)/JASO規格(日本自動車技術会)